【小さな旅の実践】熊本県人吉駅周辺を歩きました

花笑む行政書士事務所・代表の日記

【小さな旅の実践】熊本県人吉駅周辺を歩きました

こんにちは。熊本市東区、花笑む行政書士事務所の行政書士、高木陽子です。

先日、熊本県人吉市を仕事で訪ねる機会を得ました。このコロナ禍での熊本県独自の緊急事態宣言の最中、迷いもありましたが、7月豪雨で被災された地域の皆様の営むところに少しでもお金を使って「買って応援!」の思いで、感染対策をしっかりした上で、仕事後プライベートで人吉駅周辺を歩いてきました。

感想を一言で言うと、、、「旅先で出会う笑顔でパワーチャージ!!」。人吉で働く皆さんの気さくさと笑顔に、水害にもコロナにも負けずに進んでいこうという思いを強く感じました。たくさん方の笑顔に出会えて、本当に心が癒されました。お会いする方どなたも笑顔で、親切で。

「旅の醍醐味は人とのふれあい」だと思っています。今はマスク越しで、手指消毒をして、人との距離もとらないといけないけれど、それでも親切な気持ちや心配りはきちんと受け取ることができます。少なくとも今回の人吉の小さな旅では、人吉の皆さんの親切を受け取りました。

コロナが落ち着いて旅ができるようになったら、是非是非人吉へ遊びに行っていただきたいです。復興関係のお仕事で人吉へ出向く方は是非現地のお店でお買い物を。ペットボトル1本、お家に持って帰るおやつやお酒でもいいはずです。人吉は、食べ物は美味しく、球磨焼酎はパッケージがおしゃれで美味、球磨川は美しく、朝の霧は幻想的で、立派な神社も温泉もある。そして人吉の方達はご親切。

人吉は泥や被災で流出した物品や車は一掃され、清潔な状態です。しかし被災の爪痕は深く、町を少し歩くだけでも被災した建物の状況、復旧工事、フェンスや標識の不自然な傾きから被害の甚大さが伝わります。その地で復興してご商売をされる方たちを応援していきたいです。

人気漫画「鬼滅の刃」に出てくる無限列車は、大正時代に作られた今も現役の鉄道「SL人吉号」がモデルとお聞きしました。私も2年前に熊本駅から人吉駅まで人吉号に乗車し、人吉・球磨の雄大な風情を楽しみました。豪雨災害後の昨秋には熊本駅〜福岡駅間を「無限列車」になりきって走り、大きな話題になりましたね。

SL人吉が本来走っていた線路(肥薩線)や球磨川にかかる橋は水害で大きな被害を受けてしまい、肥薩線は八代・人吉駅間が不通です。それでも、水害の被災を免れて他の路線で活躍する「SL人吉号」が、いつかまた人吉・球磨地域に戻ってきて走ることができますように、人吉・球磨地域の復興を願うばかりです。

お会いした人吉市の方達:復興商店街のみなさま、1月に復興し営業再開をされたホテルのフロントの皆さま、仮設店舗で営業中のスーパーのレジの方。お見かけした方達:青井神社境内で走り回って遊ぶ小学生たち、人吉駅前で代行運転バスに駆け足で乗り込む高校生たち。みんな活き活きとしていました。

皆さん、ありがとうございました。また行きますね!

夕方の人吉駅前:不通の電車に代わって、代行バスが駅に連なっていました。右にライトアップされているのは、人吉名物のからくり時計。
人吉駅そば(休館中の鉄道ミュージアム前)の仮設復興商店街「モゾカタウン」。時短営業やテイクアウトで2店舗営業中。他店舗は内装工事中。駐車場や外構は工事中のため、店舗に行く動線は鉄道ミュージアム側から確保されていました。