代表紹介

特定行政書士 髙木陽子(たかぎようこ)

千葉県柏市出身。
大学卒業後、軽井沢に14年間、仙台に3年半、熊本市に5年間暮らし、2021年4月に軽井沢へ戻りました。
プライベートでは小学生の息子二人の子育て中です。

所属:日本行政書士会連合会(登録番号20430999)
   長野県行政書士会所属

役割等:長野県行政書士会 佐久支部 理事(2021年4月〜2022年3月)
    長野県行政書士会 東信支部 理事(2022年4月〜現在に至る)
    長野県行政書士会 広報部員(2021年5月〜2023年3月)
    長野県行政書士会 研修部部長(2023年6月〜現在に至る)

    長野県行政書士会 建設業経営事項審査審査員(2022年4月〜現在に至る)
    軽井沢町指定管理者選定審議会委員(2023年5月〜現在に至る)      

資格:自動車の出張封印資格(自動車登録業務に十分精通した行政書士:丁種封印)
   申請取次行政書士(外国籍の方の出入国在留管理局への申請取次:帰化/永住/在留資格)
   特定行政書士(行政処分等に対する不服申立て代理が可能)

代表のこれまでの歩み

1999年4月:株式会社星野リゾートへ新卒入社

軽井沢町にて、星野温泉「トンボの湯」の立ち上げと運営、その後はホテルブレストンコートのウェディングプランナーや「星のや」の営業を担当。星野温泉トンボの湯開業前には前身の「星野温泉ホテル」内にあった「明星庵」にて接客業務と、太陽の湯/せせらぎの湯の温泉施設運営に携わりました。星野リゾートに14年勤める中で、様々な仕事を任され、仲間に恵まれ、お客様の笑顔にやりがいをひしひしと感じる日々でした。現在、行政書士として働く中で「高木さんとはお話がしやすい」と言っていただける理由には、星野リゾートでウェディングプランナー時代に培ったコミュニケーションの経験があるのではないかと思います。

2012年冬:仙台市への転居。13年8カ月勤めた星野リゾートを退職し、ボランティア活動と子育て

家族の都合で仙台市へ転居することとなり、13年8カ月勤めた星野リゾートを退職しました。

転居した時は東日本大震災から1年9カ月経った時でした。せっかく東北に来るご縁があったのだから、社会的な活動をしようと決意。仙台市若林区にて東日本大震災の復興支援ボランティア(「おもいでかえる」での津波被災した写真洗浄)に従事し、ここでなければ会うことはなかったであろう、年齢も所属も全く異なる、優しい気持ちにあふれた友人たちに出会いました。被災した写真を洗浄し、整理し、返却会で持ち主を探し、被災体験のお話をお聞きし、とても大切なことに携わる機会を頂くことができました。仙台時代には長男が生まれ「子育て」を開始。母親父親には公的な支援(保健師派遣、子育て支援センター、託児、ファミサポ)があることで、精神的にも物理的にもたくさん救われることがあると実感する時期になりました。行政書士として活動を始める中で「お母さんを助ける事業者、団体の方」のサポートをしたいと考え、地域で活動をされている方達にお役に立つ情報をお届けしていこうと取り組んでいる原点は仙台で過ごした3年があるからだと思っています。おもいでかえるの友人たちとの交流は今も大切に続けています。

2016年3月:熊本市東区へ転居

転居早々に4月に熊本地震で被災。支援者だったのに突然被災者になりました。しかし、仙台時代に「子育て世帯の被災時対応ハンドブック」をもらっていたこと、震災被災経験の方より常日頃から「水、ラジオ、懐中電灯、紙おむつの1パック分の予備」を用意しておくことの重要性を擦り込んでいただいたおかげで、慌てずに冷静に対応できました。多くの方にお世話なり助けられ、当時妊娠9カ月でしたが、その後無事に出産をすることができました。

2017年4月〜2020年3月:熊本県統計調査課に勤務

次男が1歳になる年度より、熊本県庁で3年間、非常勤職員として働きました。統計調査課で「家計調査」を担当し、国の統計調査を支える調査員さんのサポートと調査票のチェック、国への調査票の発送が主な仕事でしたが、ちょうど家計調査が紙から「デジタル化」・「オンライン調査」を開始するタイミングの好機に恵まれ、総務省統計局の方達とやり取りをしながらオンライン調査をより良いものにしていく仕事はとても楽しかったです。5年に一度の「家計構造調査」にも携わり、円滑な調査のために必要な工夫を職員みなさんとしていく作業もやりがいがありました。

国の基幹統計である「家計調査」は、年に一度、エリアごとのブロック会議がありました。私も九州沖縄ブロックの会議に参加し、福岡県や沖縄県、宮崎県へ出張して、他県の県職員さん達や総務省統計局の皆さんと学び、意見を交わしたりと、非常に刺激のあるお仕事でした。会議資料として、国(統計局)や県が作成された様々な書類を拝見したことも、今の行政書士の業務に生きていると感じています。

メディアで「家計調査によると、、、」「出典元:家計調査」と見聞きすると、調査員さんや調査世帯さんの協力あってこそと、今も誇らしい気持ちになります。

2018年1月:行政書士試験合格

「自分の力で仕事がしたい」「社会の役に立つ、人の役に立つ仕事をしたい」「人のお話を聞くことが好き」「書類を作ることが好き」「知らないことを調べるのが好き」「行政の政策にはとても興味がある」、、、これらの希望を叶える仕事として高校生の時に存在を知った「行政書士」になろうと勉強を開始。通信教育で子ども達の寝かしつけ後と出勤前、昼休みの時間を駆使し、時にはお昼寝をしている赤ちゃんを抱っこしたまま暗記に取り組んだりと猛勉強の結果、一回目の挑戦で、2017年度行政書士試験に合格できました。

2020年5月:行政書士登録、「花笑む行政書士事務所」開業

公務員であるうちは副業禁止のため、事務所開業が必須である「行政書士登録」はできません。そのため、その間は、熊本県行政書士会主催の市民講座や未登録者参加OKの研修会へ参加したり、佐賀県行政書士会主催の登録予定者向けセミナーに参加したりしながら、現役行政書士の方達から行政書士の魅力をお聞きしていました。そこで出会った方達のような仕事をしたいという気持ちを実行すべく、熊本県庁での任期満了後、2020年5月、行政書士登録をし熊本市東区にて「花笑む行政書士事務所」を開業しました。
また、2020年は熊本県では甚大な水害があり、熊本県行政書士会から派遣をされて、熊本県が人吉市に設置した「なりわい再建補助金」相談会場での相談員という公的な仕事にも携わる機会をもらいました。
※2020年に新たに取得した資格:申請取次行政書士、健康経営アドバイザー

2021年4月:「花笑む行政書士事務所」を長野県北佐久郡軽井沢町へ移転

2021年4月、もともと住んでいた長野県軽井沢町へ戻ることとなり、事務所も移転。業務を再開しました。長野県行政書士会佐久支部の皆様に温かく迎え入れていただき、軽井沢町や佐久市の事業主様よりご依頼を頂いて、法人設立のための電子定款作成や古物商の許可申請、補助金申請サポート等、業務の幅を広げています。これからもっと多くの方に「花笑む行政書士事務所」を知っていただけるよう、様々な場所へ出向き、多くの方にお会いしていきたいと考えています。
※2021年に新たに取得した資格:丁種封印、特定行政書士
※2022年:2021年度 厚生労働省委託事業 不妊症・不育症ピアサポーター等の養成プログラム修了(日本助産師会が開催の研修修了)

2023年:軽井沢在住の経営者様達からご依頼の許認可申請及び、車の手続きを中心業務に活動中

2023年春現在、軽井沢在住の経営者様からご依頼の農地転用や許認可申請手続きが、事務所での取扱業務のうちの8割を超えるようになりました。地域の事業者様たちのお役に立ちたいと活動をしてきて、それが実現できています。もともと大好きだった車の手続きについても、出張封印のご依頼が継続的にあり、県外のディーラー様行政書士事務所様からの車庫証明の依頼も続いています。

当事務所のSNSをフォローして頂けると、軽井沢のことや応援している地域のお店の情報、取り組みへの思いをご覧頂けます(facebookでは事業者向けの給付金/支援金情報を更新中です)