「健康経営アドバイザー」に認定されました!
こんにちは。熊本市東区、花笑む行政書士事務所の行政書士、高木陽子です。
先月10月下旬にソーシャルビジネスに関する勉強会に参加しました。その勉強会の質疑応答時に教えていただいたのが、経済産業省が推奨する「健康経営」。
後日、先輩健康経営アドバイザーさんに直接お話を伺う機会をいただきました。「健康経営への取り組みを様々な企業がしたら、働く人も会社側もHAPPYになれますね!!」と合点し、早速私自身がアドバイザーになるために必要な講座を受講。2020年11月2日に無事に認定されました。
経済産業省が推奨する「健康経営」とは
「経営的な視点」??「戦略的に実践」??という言葉に、どういうこと??と思いますが、次のワードでそういうことか、と腑に落ちます。
「健康経営」取り組みに関わる支出は、、、「コスト」
「健康経営」取り組みに関わる支出は、、、「投資」
そう、従業員などの働く人たちが健康的に、安心して働き続けられる環境を整えるために、経営陣が実践するために会社が支出する費用を「投資」と捉えて、戦略的に実践していくのが「健康経営」ということです。
そして、その取り組みは、次のことに繋がってきます。
- 従業員の活力向上
- 生産性向上
- 組織の活性化
- 業績向上
- 企業イメージ向上
また、経済産業省では、健康経営に取り組む企業に対して優良企業認定等をしており、それらに認定されることで、自治体からの補助金を得ることができたりと、企業側にとっても有意義な様々な政策がとられています。
健康経営アドバイザーを取得した理由
私自身が、「この健康経営は是非広まって欲しい!」と感じたのは、働く人たち個人個人を大切にして、健康的に明るく楽しく働き続けられる企業でいよう、というこの取り組みの目標が見えたからです。
例えば
・健康診断受診率100%
・女性が働きやすい職場環境づくり
・病気の治療と就労の両立が可能な職場
上記の項目は「健康経営」に求められる指標の一部なのですが、どれも勤め人であれば、「うちの会社はそうであってほしい」と願う項目ばかりと考えます。
労働人口が減っていく中、人材の確保はとても重要です。経営陣が健康経営を実践することで離職率が減り、求人に応じる人たちも増えてきているという取り組みの成果も実際に出ているそうです。
新卒採用された時は、男女ともに「超健康なシングルの身」=「会社・仕事中心で働くことが必ずできる人」であることが多いのが現状。そこから30代40代50代となってくると、自身の健康面や気持ちの面での変化、家族が増えたり減ったり、親族の看病や介護が必要になったり、自身も通院や入院が必要になったり、、と働き始めた10代後半から20代前半の頃とは随分異なる生活や健康状態になってくるものです。結婚や不妊治療、妊娠、出産育児、介護等のそれぞれのライフステージの変化に合わせるために、離職や転職を余儀なくされることもあると思います。
そして、その後に待ち受ける再就職時の深い悩み。特に女性なら、一度離れた職種に戻ることや同収入を得るための再就職の難しさを実感されている方が多いのではないでしょうか。
一方で、様々な工夫をして人材採用をされている企業の経営者なら、従業員にはここで働き続けたいと思ってもらいたいものだと思います。働く人たちが「この会社なら健康面や家族のことで働き方を変えなきゃいけないときにも一緒に考えてもらえる」、「自分を大切にしてくれる会社だ」、「自分たちのために変わろうとしている」、「なんだか最近、職場が居心地いい」と実感できたなら、それはお互いに幸せな働く環境だろうな、と感じます。
「健康経営アドバイザー」は、「健康経営」の普及・推進を担います。「健康経営」の基本理念や社会的背景、実施メリットや取り組み事例、公的な施策等を理解して、企業・経営者へご説明させて頂く役割です。せっかくご縁あって働いている会社で、働く人も経営陣もHAPPYに長く働き続けられるように、私自身も健康経営アドバイザーのひとりとして、情報を常にアップデートしていきます。
当事務所では初回無料相談にて、健康経営についての説明も行っています。オンラインでのご説明も可能です。大手企業だけでなく中小企業での取り組みも年々増えていますので、気構えることなく、お問い合わせください。
経済産業省の「健康経営」に関するホームページはこちら
経済産業省「健康経営」についてのホームページ(外部ページへ移動します)
経済産業省作成の経営者向けの「健康経営」案内チラシ( PDF)