【2023.11.30】入札参加資格審査の統一化(長野県)

入札参加資格審査申請

【2023.11.30】 入札参加資格審査の統一化(長野県)

こんにちは。軽井沢町大日向、花笑む行政書士事務所 特定行政書士の高木陽子です。今年は10月まで気温が高い日が続いたこともあり、11月は短い秋でしたが、軽井沢は今年も紅葉が美しく、たくさんの方が訪れて賑わっていました。11月、私の事務所では、リピーターの方からのご依頼、お久しぶりの再会、新しい出会い、10数年ぶりに以前ご一緒に働いていた方達と偶然再会するなど、とても刺激的な月となりました。プライベートでは、子どもたちの通う学校の音楽祭で、PTAコーラスに参加して、大きな声で歌って子どもたちにエールを送る楽しい時間もありました。また、今年の春に車庫証明やイレギュラーな車の住所変更手続きを担ったお客様から、別の手続きのご依頼をいただいたり、近況をお知らせいただいたりと、これまでお手伝いをしてきたお客様との接点も多くあった、大変充実した1ヶ月でした。私自身が、ニコニコしている時間がとても多かったなと感じています。

さて、今日の話題は、先日の信濃毎日新聞に出ていた、長野県での入札参加資格の方法の統一化についてです。

入札参加資格審査の統一化について

先月、こちらのブログにて、長野県佐久地域の一部自治体にて、来年度の入札参加資格についての情報をアップしました。内容としては、令和7年度から「長野県市町村入札参加資格審査システム」の運用が開始されることに伴い、長野県や該当市町村との申請時期の統一、申請事業者の事務負担の軽減等の観点から、来年度令和6年度の入札参加資格を1年延長する、、、というものでした。

この「長野県市町村入札参加資格審査システム」について、令和5年11月30日に報道された信濃毎日新聞の記事を一部引用します。(デジタル会員限定記事です)

県と県内市町村が2024年度、建設工事や森林整備などの入札参加資格を一括して審査する「共同受付(うけつけ)窓口」を設ける。公共工事などを発注する県や市町村にそれぞれ書面で提出して申請する現行の手法を変更し、電子申請とした上で提出窓口を県に一本化する。直面する人手不足への対応としてデジタル化を進め、事業者の書類準備や提出の省力化、県や市町村の事務の効率化につなげる。

 県技術管理室によると、共同窓口は県と34市町村が現時点で参加予定。さらに拡大を目指す。各市町村が独自に定めた評価項目を含めた統一の入力フォームを導入。県の担当者が独自項目を除いて審査し、結果を市町村に伝える。

県の25~27年度の入札参加資格審査の基準日となる24年10月に運用を始める計画。24年度前半に職員や事業者向けの研修会を開く。

信濃毎日新聞デジタル版 「入札資格申請、紙から電子化へ 長野県と県内市町村、2024年度に「共同窓口」設置 建設工事や森林整備で」https://www.shinmai.co.jp/news/article/CNTS2023113000112 2023.11.30

令和7年度からの変更のポイントとしては、下記の通りになりそうです。

事業者は、長野県が設置する「共同受付窓口」へ「入札参加審査」申請(各自治体へ提出不要になる)
  ※「長野県市町村入札参加資格審査システム」に参加する自治体のみ対象となる点は要注意です

電子申請(紙での申請ではなくなる)

これまでは、各自治体ごとに申請様式が異なり、添付書類やそのまとめ方などにも自治体ごとの決まりごとがあったことを考えると、事業者様には大変負担軽減につながる流れと感じます。また、自治体にとっても事務作業軽減につながり、他の行政事務へ力を入れることができる点で、双方にメリットがある仕組みです。

一方で、「電子申請」のみとなると、事業者様によっては電子申請対応対策が必要になってきそうです。

これからの流れと準備について

今後、入札参加資格についてどのような手続きになるのか、どの自治体が参加していくのかなど、随時、花笑む行政書士事務所では注目して、必要な事業者様に早いタイミングでお伝えできるようにして参ります。

また、すでに電子申請には馴染みのある事業者様は、情報に注意していただきながら、ご準備を進めていただければと思います。

一方で、これまで馴染みのなかった事業者様が電子申請をされる場合には、当事務所がお力になれれば幸いです。現時点で、来年度に向けてお困りごとがあられる事業者様は、お電話かメールでお知らせください。事業者様だけでご心配やご不安な気持ちを抱え込まずに、ぜひ行政書士へお声がけいただければと思います。事業内容やこれまでの申請についてお伺いした上で、当事務所ができることやご料金等についてご説明をさせていただきます。

長野県が実施予定の事業者向けの研修会についても、分かり次第、こちらのブログ等でお知らせして参ります。情報発信を通じて、事業者様のお力になれれば幸いです。また、市民と行政の橋渡し役として、行政の円滑な運営にも貢献できればと考えております。

いつものお知らせ〜車の名義変更や長野ナンバーへの変更について〜

最後にいつもの車の業務についてのお知らせです。車の手続きも大好きな業務で、軽井沢町や御代田町を主に手続きをさせていただいております。

花笑む行政書士事務所では、自動車について長野ナンバーへの変更手続きについて積極的に行っております。他県から軽井沢へ移住されてきた方や、個人間で車の売買をされた方からのご依頼が多く、車を複数所有するオーナー様からのご依頼も複数お受けしました。ご自宅車庫に車をおいたままで、行政書士が、ナンバープレートの交換と車の後ろのナンバー左上の王冠をつける封印作業をさせていただきます(出張封印と言います)。
先日も、軽井沢町内にてナンバープレート交換と封印をするお手伝いをさせていただき、車を長野市の運輸支局まで持っていく必要がなくなったと大変お喜びいただきました。

車庫証明及び希望ナンバー予約はご自身で取っていただいても良いですし、行政書士が代行することも可能です。車庫証明に関しては、平日に2回、警察署へ出向く必要がないので、ぜひ行政書士を頼ってください。

ご希望の方や気になる方は、お電話かメールにてお問合せください。詳細を伺った上で、料金などをご説明いたします。

なお、出張封印は土日にご自宅で行うことが可能です(事前相談&事前予約制)。平日に行政書士が運輸支局で必要な書面手続きをした上で、土日にご自宅へ伺います。ぜひご活用ください。

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